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アバウトオージー
電車
第二弾は、乗り物つながり?!電車のお話です。
あれほど便利なバスがあるので、中心地にいる限りは、そうそう電車に乗ることもありませんでしたが、ちょっと郊外へ…と思ったら、電車が便利でした。
日本と同じように、駅にはその駅名が書いてあるし、アナウンスもながれるので、その点ではバスより親切です。
何と言っているか理解できればの話ですが…
治安的な問題で言えば、昼は日本と変わらないように思います。
夜は、ちょっとだけ心配な気もしましたが、ちゃんとセーフティーゾーンがあるので、そこに乗っておけば少しは安心です。
さて、日本との大きな違いは、チケットの買い方と種類です。
日本だったらお金を入れて、いくら(例150円)と押しますよね?
でもオーストラリアの場合チケット販売機には、ずらっと駅名が並んでいます。
まずは自分が行く駅を探してそのボタンを押します。
そして、大人(adult)を選び、片道(Single)か往復(Return)かを選びます。
すると、いくらと金額が表示されるのでその金額を入れます。
普通の電車(日本で言う新幹線とか特急列車のような特別な電車以外)でも、往復切符が買えます。
当然、片道ずつ買うより安いですからとってもお得♪
私が時々行っていた駅は、中心地から25分くらいかかるのですが、往復A$2.40(220円くらい)でした。
※これは1997年の話で、2012年現在は1駅で$3.5になっていました。
チケット販売機の注意はもう一つあります。お札を入れる方向が決まっていると言うこと。
チケット販売機に絵が書いてあるので、その通りの方向で入れれば大丈夫ですが、違う方向で入れていたら何回でも戻ってきます。
知らないと、一生懸命シワを伸ばしては入れ直し、それでも入らなくてパニックなんてことに…。
※これも新しい機械では解消されたようです。地方ではまだ古い機械の場合もあるかもしれないので、一応残しておきます。
エピソード1
やっぱりアバウトだぜオージー!!って思うのが、無人駅の存在です。
自動券売機もないのに、人がいない駅があって、買いたくてもチケットが買えない時があるのです。
しかも、中心地から(日本人から見て)そう遠くない駅でもそうなのです。
電車の中で駅員さんが回っていれば買いようもあるんですが、見たことがない!
そしてまた中心地にある大きな駅の改札がフリーで通れる日があったりして、君たちお金取る気あんの!?っと逆に心配になってしまいました
それから、自動改札があるにはあるのですが、故障が多いのか、時々(…頻繁に?)作動してない時があるのです。
全部の自動改札が素通りできる状態。
その日に無人駅に言った人はどうやってお金を払えば良いと言うのでしょう…。
自動改札を通ろうとして初めて、今日は動いてないと知るので、結局は往復切符を持っていたりするのですが、 持っていても誰も見てくれない、どこにも通さない、と言うのはとっても虚しい(T_T)
誰かチェックしてー!!
しかも、これはSydneyでの話。パースへ行った時は、道を歩いていて、キレイな作りだわ…なんて建物を眺めながら歩いているうちにホームに立っていました。
改札口がないんです!!
壁はあっても、すぐ横にある道からひょいっと入れるような作りで、大きな入り口(ドアなし)があるため、
道から歩いてホームに入れてしまうんです。
券売機はありますがホームの端っこにあったり、旅行者にとっては、チケットを買って乗る方が一苦労。
ちょっとでも油断したらタダ乗りしてしまう作りになっているのです。
システムを理解した瞬間に、オージーを理解出来なくなる…そんな不思議な作りでした
そんなシステムでもちゃんと払ってくれると、信頼されていると思って、切符は買いましょう~。
夕方はチケットをチェックする人が電車内をまわっていて、持っていないと罰金A$50だそうですし。
エピソード2
貧乏な私たちは、引越しの時、タクシーを使わずにバスや電車を利用したりしました。
大きなスーツケースとダンボールを持ってバスに乗ったり、机を担いで電車に乗ったり…。
特に電車だと階段があるので、ちょっと苛酷^^;)
でも、そんな時オージーの暖かさを感じるのです!!
まず、必ずと言って良いほど誰かが手伝ってくれます。
女の子だけで運んでいればなおさら。
そしてその手伝い方がとってもスマートなのです♪
つまりはみんなが、手伝うことに慣れているのでしょう。
S君のお引越しを手伝った時のこと。
重い荷物が一個に、小さい荷物が何個かあったため、重いのをS君、それ以外を私が運んでいました。
階段は一人じゃ無理だったので、私が持っているものをとりあえず上に置いて来て、また下まで戻って手伝おうとした瞬間、スキンヘッドに刺青をしたお兄さんが、手に持っていたたばこを咥えてひょいっと荷物を持ち上げてくれました。
それから、電車が来て、乗り込む時に入り口でもたついていたら、ホームを歩いている人が外から押してくれたり。
みんな歩いているついでと言う感じで手伝ってくれて、お礼を言う暇もなく立ち去っていくのです。
その姿がとってもカッコイイ!!
アバウトなだけじゃない、オージーの一面を見たのでした♪