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普通のバスについて

セクションについて

日本のバスだと、都内なら一律料金ですが、それ以外の場合はだいたい区間で値段が変わっていきます。オーストラリアもこの考えは同じで、乗った区間(セクション)分料金を払います。
ただし、日本と違って、一番前に料金表がない。スイカでピッと乗ってピッと降りたら良いってわけでもない。
そこが難しく感じるところです。自分が何セクション分乗ったのか、を知るには、乗ったバス停のセクション番号を見ておいて、降りるところのセクション番号から計算するわけですが、降りてからじゃないと見えないしっ。
前もって、バスの路線図を見ておくと、セクションがどこで変わるかわかりますが、運ちゃんに聞いた方が早いです。

降りる場所のセクション番号から載ったところのセクション番号をひいて1たす。それがあなたの乗った区間です。わかりにくっ!

つまりS(セクション)2から乗ってS2で降りたら
2-2=0 +1 で1区間分乗ったことになるわけです。
同様にS2から乗ってS5で降りれば
5-2=3 +1 で4区間分乗ったことになります。

何区間乗ったかで値段は変わります。
1区間なんてすごく短いので、ちょっと郊外にいたら大抵2~3区間は乗ります。
2012年現在、1~2セクションは$2.1、3~5区間は$3.5、6セクション以上は$4.5です。
ちなみに、シティからボンダイジャンクションで5セクションはあります。

MyBus(マイバス)について

ほとんどのバスは現金払いもOKですが、バスによってはPRE PAY ONLYと言うのもあります。これは現金払い不可のバスで、MyBusなら乗ることができます。
それに、乗ってみるとわかりますが、ほとんどの人がバスチケットを持っているので、バスに乗る予定があるならMyBus1を買っておくことをお勧めします。
一応、1回1回買うより安いですし。

以前はセクション数で色が違ったので、「ブルートラベル10」と言えば、1~2セクションを10回乗れるチケットだったんですが、2012年現在はチケットのタイプで色分けされています。

ブルーが「Mybus」と呼ばれている回数券タイプ、赤は電車、緑はフェリー、黄色はマルチ。 どれも区間ごとに値段が違います。
ここでは、一番使うマイバスの説明だけ記載します。

【チケット】

これはセクション1~2まで乗ることができるタイプのマイバス1。
左が表面で、使用すると裏面に記載されていきます。
1997年当時は$8.6、2005年に行った時は$12.6、2012年では$16.8。どんどん値上がりしています。
14年で約2倍ですから、すごいインフレ感ありますよね。

乗り方

バス停を探す

住んでいるところが郊外なら、1つのバス停には同じ行き先のバスしか来ない場合もありますが、シティにいると1個のバス停にたくさんのバスが停まります。
また、同じ道路上にあるバス停ならどれでも同じバスが止まるわけではなく、バス停によって止まるバスが異なります。
最初に見つけたバス停でぼんやり待っていても、自分が乗りたいバスが全然来ない・・・と言うこともあるので、バス停に着いたら、何番のバスが止まるのかチェックしましょう。

特にタウンホール付近は、たくさんのバスが通るので、ターミナル状態でバス停探しが大変です。QVBの裏手にもバス停があるので、ジョージストリート上で見つけられなければ、そちらも見てくださいね。

バスを止めて乗りこむ

バス停が見つかったら、時刻表をチェック。郊外行きだと20分間隔ってこともあります。
時刻表を見て、12時から17時まですっぽり抜けている場合は、every 10 min.とか書いてあって、その間は10分間隔で来ますよ、と言う意味です。

バスは日本でも同じですが、時刻通り来るとは限りません。特に、オーストラリアでは早すぎたからって時間調整なんてせず、どんどん行っちゃいます。
とりあえず、乗りたい番号のバスが来たら手を横に出します。上にぴしっとあげないで、真横な感じで。
3種類くらいのバスが止まるけど、さほど人がいないバス停では要注意。日本なら、バスを見ながらちょっと道路寄りに移動したら止まってくれますけど、オージーの運ちゃんはそのまま行っちゃう事があります。
私は座って待っていた時にバスが見えたので立ち上がり、バスをじっと眺めていたけど、通り過ぎられてしまいました。「えっ・・・いや、乗るって感じだったでしょう?!」って思ったけど、はっきりと「乗ります」と言う意思表示がないと止まってくれません。。

シドニーのバスは、前から乗って料金を払い、後ろ(前でも良い)から降ります。
バスチケットを持っている人は、入り口にある緑の機械にチケットを差し込んでから乗ることになっています。 緑の機械は運ちゃんの真横と少し奥にも1個ある事が多いので、混んでいる時はそっちを使った方が早いです。

そしてチケットを差し込む時、自分ひとりで2セクション以内のところに行くなら、1回ガションと差し込めばOKです。ジジジッと音がして裏面に字が書き込まれます。
3セクション乗るとわかっていれば、2回差し込みます。
友達と二人で2セクション乗るなら、これまた2回差し込みます。そしたら席に座るだけ。
空いてたら座った方が良いです。運転が荒いから。

しかし、はじめて行くところだと、セクション数が分からないので、乗った時に運ちゃんに聞いて見た方が良いです。

英語が苦手なら、行き先と「How many?」を組み合わせて言いながら、MyBusを見せるとバッチリ。
例えば、タウンホールで降りたいなら「Town hall,How many?」って感じで。
本当はもっときちんと「I'll go to Town hall.How many times shoud I put this?」とか言った方が良いんでしょうけど(この英文が正しいかも微妙だけど)、大抵最後まで聞いてくれません。
ばっ、と持ってるチケットを取って、ガション、ガション、と必要な回数押してくれたりします。

それすら聞くのはどうも・・・と言う人は、とりあえず乗った時は1回だけ押して、足りなかった場合は帰りに行きの分も押しましょう!
なんて言いながら、私はいつも1回しか押してなかったので、時々数セクションタダ乗り状態になっていましたけど・・・。

だし、郊外に行くバスは時々チェックする人が乗り込んで来て、厳しく調べられます。
ボンダイに住んでいた時は、数回チェックに遭遇しました。
裏を見て、押した回数が足りないと、掛かりの人が緑の機械のところまで行って、必要回数押してから返してくれます。
「足りてないぞっ」って感じで怖いし、高額な罰金が取られる事もあるので、やはりタダ乗りはよろしくないのです。
正直に払っておけば、安心して居眠りできて良いですよ♪

そして、外の景色を見て、この辺りだなと思ったら近くのボタンを押します。
バスが止まったら、通常は後ろのドアが開くのでそこから降ります。
開けてくれない時は前からでもOKだし、「ドライバー」とか「プリーズ」とか後ろのドアの前で叫ぶと開けてくれます。
ごくごく稀に、ドアが壊れているのか、前から降りてと言われる事もありますが。

ただ、一番難しいのは「この辺りだな」と思うかどうかなんですよね。
終点まで行く時とか、毎日同じルートを通るなら良いんですけど、週末グリーブマーケットに行ってみよう、とか思った場合は降りるところが分からない。

そんな時は運ちゃんに、「ドゥーユーゴートゥー グリーブマーケット?」と聞いて、行くというなら「クッジューテルミー?」と言って、運ちゃんの近くに立っていれば(棒があるからそこにつかまっているとグッド)、その辺りに来たら教えてくれます。
これももっと素敵な言い回しがあるはずですが、テストの回答じゃないので、降りたいところで降りる事はできるので大丈夫です。

無愛想な人が多いですが面倒見は悪くないので、「困ってます」って顔でお願いすれば、助けてくれるので顔だけ見て怖がらずに、声を掛けてみましょう♪。

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