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ラウンド編

グレートオーシャンロード

ツアー詳細

AUTOPIA TOURS という名前で、メルボルンで宿泊したYHAに置いてあったパンフレットを見て、前々日に申し込みました。
一泊二日(1998.5.28~5.29)のツアーで、A$77(宿泊代A$12込み)。
他にもツアーはいくつかありましたが、どのツアーも毎日出発するわけではなく、出発する曜日が決まっていて、私たちの予定と合っていたこのツアーを選びました。

当日YHAまで迎えにきてくれて、帰りも市内だったら、好きなところで降ろしてもらえました。
車は詳しくないので、正確にはわかりませんが、大き目のワゴン車っぽいので、12~14人くらいは乗れる物でした。

ガイドは一人で、多分オージー。当然英語での説明になります。探せばあるのかもしれませんが、私たちが見た時は、日本語ツアーはありませんでした。(大きいホテルとかならあるかも。)

メンバーは、全部で10人。ツアーガイドのケン(※日本人ではありません)とシンガポールから来た女の子3人、フランスから来た女の子2人、もう一人外国の女性が1人、それから、日本人の女の子Mちゃん、そして私たち2人でした。
お気づきの方もいらっしゃるかもしれませんが、なんと、ガイドを抜かせば男の子はS君だけ!!
S君パラダイス状態!??

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あっちもこっちも

陽気な運ちゃんケンの説明を聞きながら、Great Ocean Road Tour は始まりました。
まず初めに行ったのは、野生のカンガルーの生息地(!?)ゴルフ場でした。
何故こんな所に??と思うのですが、当たり前のようにカンガルーは生活し、これまた当たり前のように横でゴルフをする人々…
やっぱりオーストラリアって摩訶不思議な国ですねぇ。

私はカンガルーについての知識はほとんどなく、たくさん種類があって、他にワラビーというのもいるらしい、程度しか分かっていません。
そんな私が勝手に付けたのが、「おやじガルー」という名前です。
マッチョなカンガルーで、横にビールを置いたらばっちり!!って顔をしているのを指しています。
で、かわいらしい顔立ちで、アライグマのよな手つきの方を単にカンガルーと呼んでいました。
ここのゴルフ場にいたのは、おやじガルーの方で、マッチョな体に世を儚んだような顔つきで佇んでいました…。

おやじガルーの生息地を後にした私たちは、グレートオーシャンロードへ向かってひた走っていました。
途中の景色について書きたいところですが、なかなか長い道のりだったため、熟睡していた私は全く覚えていません^^;
二人揃ってぐらぐら揺れていると、グレートオーシャンロードの入り口に着いたとのアナウンスが。
看板の前で記念撮影を済ませると、またしても睡魔に襲われる二人…

次に起きた時には、ブッシュウォーキングの時間になっていました。
世界でもこの辺りにしか生息していない(と言っていたと思う)黒いカタツムリが見られる場所らしくみんなで探しながら歩きました。
でも、発見したのは、踏まれたカタツムリ。
確かに黒い殻だったけど…。必ず見られるというわけではないので、そんなのでも見られただけラッキーだったのかなぁ?

さて、次なる目的地を目指して私たちは、またしてもこっくりこっくり。
車が止まったのは、このツアーの本題「グレートな海」。
ここまで寝惚け寝てきた私たちはここにきてようやく目がぱっちり!!
初めて周りの人々ともお話をしたのでした。
日本の女の子Mちゃんと話したのもここが初めて。当然「こんにちは」から入り、一緒に歩きましょうかという事に。
別にS君といるのが退屈というわけではありませんが、やっぱり女の子同士のノリってあるもので、久しぶりのそのノリがとっても楽しかったです。

Mちゃんと歩く私
Mちゃんと歩く私

あいにく曇り空だったため、あまり「グレート」な雰囲気はなかったというのが、私の印象でしたが、時々日の光が射した時は、本当にキレイで、波の浸食で出来た、変わったかたちの岩はとても神秘的でした。

パンフレットで見るような岩がたくさん見られました
パンフレットで見るような岩がたくさん見られました

現地のツアーに参加する醍醐味と言えば、日本では絶対やらないような事をやるってことでしょうか?
この先にもっと良いところがあるからついてこい、というケンの後に続いて歩いて行くと、どう見ても、進めない場所に着きました。
砂浜の右には高い岩壁があり、波がその壁のところまで来ているのです。
しかし、ケンは波がひいたと同時に「走れ!」と叫びがんがん進んでいきます。
えっ?と躊躇していた私もここで待っているわけにもいかず、次の波がひいたと同時に走り出しました。
でも、悲しいかな私は鈍足…。みんな次の波が来る前に、岩の上に避難できたのに、私だけ靴の中までびちゃびちゃに^^;)
苦労の甲斐あって、景色はとてもすばらしく、みんな写真を撮りまくり。
スリリングで楽しいポイントでした。

スリリングで楽しいポイント
スリリングで楽しいポイント

他にも所々止まっては、ポイントを見て歩き、宿に到着しました。

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宿

この宿は、ツアー代金に含まれていますが、A$12でした。
フライパンなんかもたくさんあったし、調味料以外にも紅茶やスープがフリーで置いてあって、なかなか良いところでした♪

お部屋はドミトリーで、2段ベットが4つくらいありましたが、アットホームな雰囲気の宿でした。

夕食の時間になって、私たちが例のごとくチャーハンをつくっていると、Mちゃんはりんごを出し始めました。
何とMちゃんの夕食は、お菓子とりんごだけ!食べるのが生きがいの私には耐えられない!!
でも、Mちゃんは美味しそうに食べていました…。

そんな夕食のあと、シンガポールの女の子とケンも交えて、トランプをする事に。
日本国内でも、地方ごとにルールが違うので、3カ国のルールが一致するか心配でしたが、なんとなく適当にルールを決めて、大貧民らしき物をして遊びました。
トランプを二つ合わせているし、何がなんだか^^;状態でしたが、結構楽しめました。

ツアーの途中で、泥道にはまっていた車をみんなで押し出した時の話や、どこから来たのかなんて事を話しながら、1時間以上遊んだ後、明日に備えて寝る事に。

朝食はA$2で食べるか、自分で用意するかでしたが、私たちは用意してもらう事にしました。
この日は、メルボルンへ戻りながらの観光のため、たくさんは見ませんでしたが、有名な12使徒も見たし、途中がなくなっちゃってる、ロンドンブリッジと命名された岩も見ました。
以前は陸とつながっていた壁の部分が、波の浸食により離れてしまったそうです。
この先永い永い年月を経て、いつかは無くなってしまう岩は、当然日毎にその姿を変えているそうです。

ツアーも終盤にさしかかり、昼食をとるために小さい町に到着しました。
自由時間だったので、私たちはFish and chipsを食べる事にしました。
確かA$3.70だったのに、すごく大きいお魚で、しかもチップスもたくさん入っていて、幸せ(^^)
このツアーの間、一緒に歩いたMちゃんとこの大きなFishとともに、記念写真を撮ってしまいました。

やっとメルボルンに戻ってきた私たちは、最初に泊まっていたYHAまで送ってもらう事に。
気さくで陽気な運ちゃんケンともここでお別れ。そしてMちゃんとも…。
Mちゃんは一人旅。このあとエアーズロックに行くといっていたので、会えたら良いねぇなんて言いながらとりあえず、ここでさよならをしたのでした。

これにてグレートオーシャンロードツアーのお話は終了です。
この後、夜景を見に行ったりして、最後のメルボルンを楽しんだ私たちは、一路アデレードへ
それではアデレード編をお楽しみに♪

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