HOME>オーストラリア ワーキングホリデー体験記>シドニーでの生活編:ホームステイ

シドニーでの生活編

ホームステイ ~寮生活?~ の巻き

長い空の旅も終わり、遂に、正式名称Kingsford Smith(キングスフォードスミス)空港に到着!
私は日本で申し込んでおいた学校に、出迎えサービス(有料)があったので、 学校の名前の書いてある札を持った人の所に行って、他の人と共に、車で自分のホームステイ先へ 案内してもらいました。小心者の私にはありがたいサービスでした。

■ HOW TO ~空港からの交通手段~

「おいらはそんな甘っちょろい事しないぜ。」と言う行動力のある方や、宿で出迎えサービスの無い方は 当然自力で、宿まで行く事になりますよね。 その場合、以下の方法があります。値段が安い順になっています。

400番等の普通のバスに乗る。
(将来番号は変わるかもしれませんが、BONDI-Airport間を走っているバス)
これは、行く場所によっては2と大差ない額になるかもしれませんが、BONDAIに行く方にはグー。
ネットでどの番号がどこへ行くか事前に調べる事も出来ますが、サイトは英語のみです。
Airport Express(黄色のボディに緑のラインの入ったバス)
片道と往復があって、期限が確か2ヶ月くらいなので、長期滞在の方は片道を買って下さいね。
ルートが二つあって間違って乗るとあまり近くまで行かないのですが、親切な運ちゃんが多いので、 乗る時にホテル名を言えば、これじゃないとか言ってくれるし、どこで降りるか教えてくれます。
タクシーに乗る
A$20~30あれば大抵着くと思います。('97年当時。2012年現在では倍は掛かると思います。)
私は市内で何度も利用しましたが、一度も ぼったくられた事はありません。
が、ぼんやり乗っているよりは地図とか見といた方が良いかも知れません。

大まかにはこんな感じです。
中には冷たーい人もいますが、大抵フレンドリーなので分からなかったら聞いちゃいましょう!

到着後

ようやくホームステイ先に到着。
おそるおそる中に入ると、3人、人がいました。
一人は日本人の女の子、もう一人はスロバキアの女の子、最後の一人は香港の男の子。
ホストマザーは買い物に出かけていて、すぐには会えなかったのですが、 会ってみればホストグランドマザー。そう、ここはおばあちゃんがやっている寮の様なところだったのです。
良い悪いは別にして、私は若い両親と小学生の子供がいる家庭を想像していたのでちょっとびっくり。

部屋
↑部屋はこんな感じでした。
家全体も部屋もきれいな所でした。

おばあちゃんはアイリーンと言う名前で、当然呼び捨て。その辺からちょっとカルチャーショック。
だって、日本のおばあちゃんに突然「梅!紅茶飲む?」なんて聞きませんものね…。

さて、ホームステイ生活が始まった訳ですが、まずは食事。
これはあまり期待していなかったのですが、アイリーンの趣味がクッキングだったこともあり、とても美味しい物が出てきて、しかも、毎食後デザート付♪時々ごはんもでてきたし、満足満足、でした。

しかーし、外国の女性は(とくくってはいけないのでしょうが)やはりはっきり物を言います。
ふとんで生活していた私は、べっとめーきんぐの仕方がわかっていなくて、自分の部屋だし…と、解る範囲で自分流にベットメイキングをしておいたのです。
そうしたら、直しておいてくれたから「ほほう、こうするものだったのか、親切な人だアイリーン」 と呑気に思っていた私に早速お怒りの言葉が…。「ベットメイキングもしないなんて!なんて子なの!」

まだ英語力がめちゃんこ低かった私は、言っている事も半分、言いたい事なんて100分の1しかわからなかったので、おろおろしっぱなし。
何とか説明してやり方も教わり、その問題は片付きましたが、ちょっとビビッてしまいました。

それから何が大変かといえば、お風呂の時間。
人数が多いのもそうですが、短時間で出てこなければならないのが、のろまな私には結構大変でした。
シャワーは固定されているし、ホテルのお風呂と同じとは言え、毎日使うとなると…。
日本は外国ナイズされているようで、まだまだだったのね、と実感したのでした。

そんなこともすべて、一週間もすれば慣れてしまうのですが、一つだけ、一ヶ月に渡り悩みつづけたのがバス!

バス
↑外見はこんな感じ。
写真では見えませんが「ベンツ」マークがついてます。

皆さん車酔いはされますでしょうか?私は乗れば吐く(失礼)タイプで、車に乗る=寝ている人だったので、かなりきつかったですねぇ。
学校に通うため毎日バスに乗るのですが、運ちゃんの熱い走りに、私は毎日車酔い…。
バス停で停まるのももどかしいぜ、俺は走るぜ!どけどけどけぇー!!
そんな声が聞こえてきそうな、走り。
毎日違う運ちゃんなのに、彼らは皆走り屋なのです…。
だがしかし。
一ヶ月が過ぎた頃私は車酔いをしなくなり、帰国後もへっちゃらな体になっていたのです!!
彼らは私にとっては半ズボンをはいた天使!(半ズボンをはいてる運ちゃんが多い、しかもハイソックスしかもおっちゃん!)

■ HOW TO ~ホームステイ~

相手の人柄や、家族構成によって全く違ってくると思います。 ただ、全体に言えるのは…、

 お客様ではないという事。
どのガイドブックにも書いてあるとは思いますが、基本のようです。
私のように実家で何もしていなかった人ほど、要注意!
自分の事は自分でやる場合と、自分の事とは言え、その家のルールがある場合もあるので、 その都度聞くと、問題が起こりにくいかもしれません。
 紅茶を入れる時は周りの人にも聞く
当たり前と思う方もいらっしゃるでしょうが、私は、すぐ近くにいない限り、勝手に飲んでいました。
そして、入れ終わった頃、隣の部屋から来たアイリーンに寂しげな顔をさせてしまった…。
しゃべる。
これまた当然のようですが、なかなか難しい。最初はあーだのうーだのしか言えなくて、 黙ってしまう事があるかもしれません。(私はそうでした^^;)
頭では文が作れても、言葉にならない。そんな時でも、ゆっくりでいいから話せば、結構聞いてくれます。
ある程度、そういうのを分かった上で、受け入れてくれているので、話さない方が嫌がられるようです。

一緒に住んでる人の事

既にホストマザーついては、少し触れましたが、他に後3人の同居人がいました。
日本人の女の子(みほちゃん)は、当然日本語で、色々教えてくれてとっても助かりました。
彼女がいなければ、私はしばらくの間、2ドルコインを2セントだと思っていたことでしょう。
そして、少し年上のスロバキアの女の子(ヤナ)は、英語が上手で、良い話相手になってくれました。
女三人集まって、たどたどしい英語で話し、分からない時はみほちゃんに聞きながら…。
ヤナはその様子を見ていて、「そっか、そっか」という日本語を覚えました。
「これなんていうの?」「~だよ。」「そっかそっか。」いかに私が単語を知らなかったか、良く分かる出来事でした。

しかし、何といってもユニークだったのが、香港から来ていたクリス。
15歳だから、まだやんちゃ坊主で、私の(挨拶程度の)英語の半分くらいしか話せないのに、 アイリーンにがんがん話し掛けるあの根性には脱帽しました。
そして、私の英語力が一番低いと見破ったクリスは、こいつなら相手にしてくれそうだと、私にも話し掛けてきて 二人して「あい、あい、わず、じゃなくて、あい、うえんとぅ…」なんて会話をしていました。

中国語を話す彼は、当然漢字を知っていて、紙を持ってきてはどの漢字を知っていて、どの漢字の意味は同じかとか、英語でうまく言えないところを、漢字で補ったりして、結構良い勉強になりました。
でも、やんちゃすぎて、よくアイリーンを怒らせては、私をビビらせてくれた想い出が…。

クリス髪を染める

その中で一番恐かったのが、クリスが髪を染めた時!
別に染めること事態は良いのだけれど、やり方がいけなかった。
密かにやるつもりが、染める液をこぼしてしまい、それが、手作りのマットだったため大騒ぎ。
バスルームのタイルも少し汚れてしまったこともあって、アイリーンの怒りは沸騰中。
謝ってしまえクリス!という私の願いも虚しく、クリスは部屋に閉じこもってしまい、火に油を注ぎまくり!
怒りのあまり早口になっているアイリーンの英語を聞き取れるはずはないけど、言いたい事だけは分かるので、ひたすら、八の字眉の状態でうなずく私。
RPG風に言えば、ポポは「てりぼー」と「のーてぃぼーい」を覚えた!って感じでしょうか…。
ちなみに、前者は「ひどい」後者は「わんぱく坊主(又はくそガキ!?)」っぽい意味です。
尚、普段はかわいい弟(アイリーンからは孫)って感じで、可愛がられてはいました。ちょっとnaughtyではありましたけどね^^;)

話題はまだまだつきないのですが、以上で、この巻きはひとまず終了。
では、次の巻きもお楽しみに!

良かったら拍手お願いします♪詳しくはこちら

もしも「おもしろかった」とか「なかなか役に立ったぞ」と思っていただけたら、ポチっと押してくださいませ♪更新作業の励みになります(^ ^)

ページ上部へ

Wnize オーストラリア ワーキングホリデー体験記

Copyright © wnize. All Rights Reserved.

【ワーホリ関連】

ワーホリ関連情報 | ワーホリ体験記

【オーストラリア旅行記】

2005年 | 2007年 | 2012年