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オーストラリア旅行記 2005年の旅
ロットネスト島
ロットネス「ト」島
旅行4日目(オーストラリアでは3日目)は、自分達で勝手に行く「ロットネスト島」です♪
一応ツアーもあるようですが、パースもしくはフリーマントルからフェリーで簡単に行かれるので自分達で行く事にしました。
電車よりもフェリーのほうがお値段がはるので、わたしたちはフリーマントルまで電車で行き(05年現在3ドル)そこからフェリーに乗り換えました。
ただし、ガイドブック(地球の歩き方じゃないのを持っていたせいか?!)に、フェリー乗り場の案内がはっきりのっていなかったので、当然出発時刻もあいまいなままの出発でした。
「とりあえず」8:40にホテルを出発した私たち。電車に乗って30分、9:20ごろフリーマントルの駅に着きました。さてどうする?と思いつつ、「とりあえず」右に歩きだす私。それを信じてついてくるMちゃん。すると数分歩いたところで地元の人が線路を横切って行くのを発見。見れば踏み切りではないけれど、何気ない通路のようなものがあります。
「とりあえず」ついて行ってみましょう。
と。すぐその先に「CAPTAIN COOK(キャプテンクック)」の看板が見えてきました。
ヤッター。
テクテク歩く事また数分、窓口でリターンチケット(05年現在48ドル)を購入。
帰りの時間もその場で聞かれたので「14:30」にしました。
ちなみに時刻表はこんな感じでした。
パースから出るフェリーの本数は少なくて、日に2本程度と聞きましたが、フリーマントルからは6本でていました。観光するのに丁度良いのは9:30かな?
偶然にもすんばらしいタイミングでフェリーに乗ることが出来たわたし達は10:00にはロットネスト島に到着しました。いやぁ何とかなるもんですね。
しかし。
揺れるとか揺れないとか諸説あるこのフェリー。
お天気が良く、それほど風も吹いていない日でしたがそれなりに揺れました。
風が強い日は結構揺れるかもです。
(乗り物酔いしやすい私はちょっと気持ち悪い状態でした。)
フェリーを降りてすぐ長い道があります。
それしか道がないのでただまっすぐ進みます。
その先にすぐVisitor center(ビジターセンター)がありますが、
うかつにもその写真をとりませんでしたっ。
これはインフォメーションの左手付近からフェリー乗り場を写したものです。
余談ですが。
ロットネスト島はロットネス「ト」島でございます。けっしてロットネスとう」ではありません。
お間違いなきよう・・・。
(明日はロットネスとうだねぇ楽しみだねぇなんて言ってはいけません・・・)
これはバス乗り場
ビジターセンターで列に並び、10分くらい待ったところで順番が来ました。
な~んにも解らないので、そこで島を見られるツアーに着いて尋ねると11時から2時間のツアーがあるとのこと。それに申し込みました。(05年現在22ドル)
バスの乗り場は、ビジターセンターからは少し(3分くらい?)歩いたところですが、通りにたくさん案内板があるので、迷う事はないと思います。
着いてから少し間がありますが、船酔いが取れて丁度良い感じでした。
バスツアーの他にもレンタサイクルもあります。
歩いて回るには広すぎるので、「近いビーチに行って寝そべる」以外のことをするならバスツアーがオススメです。
車で2時間の道のりなので体力に自信があるならレンタサイクルも気持ち良さそうでした♪
こんなのに子供を乗せて走ってる人も。
とにかく見所は自然。特に海です!美しいです。
白い砂浜のところもあれば、断崖絶壁みたいなところもあるし、ごつごつ岩のところも。
カーブを曲がればまた海なんですが、結構飽きることなく眺めていました。
ただし、バスツアーの場合本当に見るだけ。
決まった場所以外は、降りて海に入ったりする時間がないのが悲しいところです。
キュートなクウォッカです。
前足かわいい・・・
初めてここを訪れた人がクウォッカをネズミだと思って、ネズミがたくさん住んでいる島で、ロットネスト島と名づけたと言う説があるそうです。
[ レンタサイクル ]
自転車を使う人用にちゃんと自転車置き場が整備されています。
ヘルメット被っている人がいるのわかるでしょうか?
オーストラリアは自転車に乗る人はヘルメット着用。
これもレンタサイクルを選ばなかった理由のひとつかも。
あれ、似あわないんですよね(T T)
[ その他の見所 ]
名前は忘れてしまいましたがブロッコリーに見える木。
美味しそうでした(笑)
車でやってくるコンビニ?
点在する休憩所や観光スポットを
移動してアイスなどを売っています。
灯台
真っ白で綺麗な灯台でした。
青い空に映えます♪
途中で何回かバスから降りて、クウォッカを見たり海を眺めたりアイスを食べたり(もちろん自腹です)しながらあっと言う間に2時間終了。
島の入り口に戻ったらCafeでサンドイッチを食し、ぼちぼちフェリーの時間になりました。
入り口付近から歩いていかれるビーチもあるようなので、もう少しのんびりしたい人は、帰りの便を一本遅らせるとゆっくりできそうでした。
ここまで私の旅とは思えないくらいに順調そのもの。トラブルなし!ぶらぼ~~
そんな気持ちでフェリーに乗り込みました。
そして、より完璧な旅にすべく、私は「酔うより先に寝る」作戦をMちゃんに伝え、フェリーに乗るなり目をつぶって軽い揺れに耐えておりました。
やっぱり気持ちが悪くなりかけたその時、思ったよりも早めにフリーマントルに到着。
フェリーの写真を撮りながら「スタッフの人、笑顔で手を振ってるよ。フフッ、船撮ってるだけだよ~。」などと性格の悪さ丸出し発言をしながら、ホームページ用の資料にタイムテーブルの写真を撮ろうとフラフラしていました。
この時Mちゃんは「あれ?」って顔をしていましたが、私は何も気にとめずタイムテーブル探し。行きと雰囲気が違うからどこにあるんだかわからない。ま、良いかと思った時、まさに海の男って感じのおじさん(もちろん短パン、すね毛です)が「どうしたの?迷子?」と声を掛けてくれました。
「いやいやいや、大丈夫っすよ~どうもね~」と答えても
「どこに行きたいの?大丈夫?」って言うので、じゃぁフリーマントルの駅の行き方聞いてみるかな、たぶんわかるけどさ。なんて思って尋ねた途端。
「お~~~い!!!ちょっと待て~~~~!!!!」とドでかい声を出して駆け出しました。
珍道中名人の直感で、私は彼に付いて走りました。何かやらかしたのね、私?!
なんと。ここはフリーマントルじゃありませんでした。
時刻表を見てもらうと解りますが、時間によっては「NorthPort」とやらが途中にあるのです。何しろ行きにすっごいグットタイミングでフェリーに乗った私たちは時刻表なんて見ていない。しかも、なぜかここでそれなりの人数が降りたし、人が残っててもパースまで行く人なんだろうと思っていましたし、とにかく行きに停まらなかったもんだから全く想像もしていませんでした。ここがフリーマントルじゃないなんてっ。
よく考えれば、乗った時と全然違う場所なんだから「あれ?」って思うべきなんです、Mちゃんのように。でも私があんまりにも「フリーマントルに着いたのよ」って雰囲気だったからMちゃんは自信が持てないままおじさんに先を越されてしまったのでした。
さっき笑顔で手を振ってくれたお兄さん達は、折角片づけたタラップを戻してくれて、にっこり素敵な笑顔で私たちをまた船に乗せてくれました。
それは嫌味な笑顔ではなく本物の「良いよ~」って笑顔で、キャプテンクック万歳って感じでした。
本当・・申し訳ない。
そしてやっぱり珍道中になったロットネスト島観光が終わったのでした。